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2008年12月01日
1万4千人の署名、議会を動かす

11月28日に福祉・環境常任委員会がありました。社会保険病院の機能を、公的病院として存続・充実するよう求める請願が、1万4千人あまりの住民から提出されました。しかし、同じような内容の請願が連合自治会長名で出されたのです。この請願には、「公的病院」ということは全く書いてありません。つまり、民間に売却されることを前提として、機能が残ればよしとする内容となっています。私たちは委員会の審査で、公的病院としての機能を残して欲しいと住民が願うのは当然だということで、請願の採択を求めました。しかし、自民党・公明党・民主党は、「公的病院」というのがおかしいなどとして、1万4千人の請願の方を審議未了にしてしまいました。連合会長名でだされた請願は、全会派で採択されました。結局、神戸市会として始めて、社会保険病院の存続を求める意見書を出すことになりました。請願は審議未了になりましたが、住民の運動・世論が議会を動かしたといえると思います。
投稿者 :kanazawa | 2008年12月01日 13:56
記事に対する意見、感想
「PFI契約解除」のニュースを、きょう(⒓・17)の毎日新聞で見ました。
滋賀県の近江八幡市は、病院を運営している特別目的会社(SPC)に、解約金20億3500万円を支払い、今年度すえでPFI契約を解除するとしています。
開業2年ですが、経営悪化のため、市が直営したほうが損害が少ないと判断。
公立病院のPFI解除は全国初、とのこと。
赤字の場合には、市に後始末???
投稿者 :田村 芳春 | 2008年12月17日