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2008年07月18日

原爆症認定訴訟 また勝訴判決

原爆症認定訴訟、近畿原告の判決が言い渡されるとのことで、原告の方と一緒に大阪高裁まで行きました。今回、 11人の方の判決が言い渡されましたが、6名の方はすでに国による認定が行われており、 未認定の5人のうち4人を原爆症と認定するよう国に命じる判決が言い渡されました。この一連の訴訟で、国は10連敗したことになります。 1人の方は「救護被爆者」で、請求は棄却されました。しかし、短い人では2年、 長い人で5年裁判を闘う中で11人中すでに6人の方が亡くなっているのです。また、国が「新認定基準」をつくっても、 なお救済されない方もいらっしゃるのです。「認定基準」を再改定することが早急に必要です。私がご一緒した方は、 14歳のとき長崎の兵器工場で勤労動員しているとき被爆されています。今もガラスの破片が体のあちこちに入っていらっしゃるのです。 「時々(ガラスが)出てくるとよ。痛かとよ」と明るく言われていましたが、如何ばかりの苦しみだったろうと思いました。 判決後の彼女の晴れ晴れしい姿は、素敵でした。

 

投稿者 :kanazawa  |  2008年07月18日 21:14

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