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2006年12月07日

神戸市会の政務調査費の報告はどうなっているか

東京の目黒区や品川区で、政務調査費が不正に使われていたということが問題になっています。目黒区では、バス旅行やカーナビに使っていた公明党の議員全員が、全員辞職しています。辞職したから済むものではなく、区民への説明責任を果たすべきだと思います。品川区では、自民党が飲食などに使っていたということで、1千万円以上返還し、記者会見を行っていました。しかしこれらの議会では、領収証を添付して議会事務局に報告していたのですから、まだ「まし」だと思います。神戸市では、会派に所属する議員一人当たり、1ヶ月38万円の政務調査費が支給されます。また、会派にも条件に応じた金額が支給されています。年度末に、議会事務局に収支報告書は提出することになっていますが、領収証は添付することになっていません。ですから、市民が調査しようと思っても、詳しい中身の調査はできないのです。これは透明性に欠けることだと思います。私たちは、議会改革のひとつに「政務調査費は、収支報告書とともに領収証を添付して公開すること」を提案していますが、今のところ自民・公明・民主などの会派の賛成が得られず実現していません。数年前、テレビのインタビューを受けて、当時の議長は「どんなことを調査しているか知られるのは困る」などと言っていましたが、とんでもないことです。共産党議員団では、独自に領収証などを議員団で保管し、いつでも市民に見ていただけるようにしています。市民から使い方に厳しい批判がある政務調査費などについては、きちんと透明性を確保すべきですね。私たちの政務調査費の使い方については、後日書かせていただきます。

投稿者 :kanazawa  |  2006年12月07日 22:11

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