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2006年10月07日

校長先生と対話

2校の学校に伺って、校長先生と対話させていただきました。主に、子どもたちの安全対策についてと、学校の施設整備、そして教育基本法改正の問題について、意見交換させていただきました。安全対策については、PTAや地域との連携がずいぶん進んでいるということでした。施設整備は、エレベーターの設置や耐震改修を早くして欲しいという要望も出されました。最後の教育基本法の話は、立場上言いにくいと前置きされながらも「これが、ナショナリズムにつながるのではないかと懸念しています」と言われ「フィンランドでは学力をつける良い実践をしているようですね」と、私たちがお持ちした資料に高い関心を持ってくださいました。また「自分たちは、詰め込み教育は悪いと、プリントなどもさせない時期があったが、それによってきちんと理解できないまま卒業させてしまった子どもたちがいる。そのことが悔やまれる。最低基礎学力をつけてやらねばいけないと思っている」という、教育者としての率直な思いも語ってくださいました。北海道で、いじめが原因で自殺してしまった子どもさんの話も出て「学校と家庭とが常に連携していることが必要ですね」という、意見の一致もありました。それぞれの学校が努力をされて良い実践をされていることをお聞きし、とても有意義な懇談でした。

投稿者 :kanazawa  |  2006年10月07日 20:30

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