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2006年09月06日

大都市の市民病院でも医師不足が深刻!

今日は、決算議会で審査する神戸市立西市民病院に視察に行きました。国政対策委員長の堀内さんも一緒でした。副院長と事務局等が対応してくれ、率直な意見交換が出来ました。特にひどいと思ったのは、医師不足問題です。この原因が、過酷な医師の労働強化によるものだと知り、びっくりしました。医師不足のため、患者さんを他の病院に転院してもらったとこともあったそうです。もうひとつは、市民病院でありながら医療機器などが充実していないという問題です。一生懸命、地域の中核病院として役割を果たそうとしておられることに対し、神戸市の対応は不十分すぎます。一方、中央市民病院は今回の議案で、1100億円もの債務負担行為をして移転・新築をします。しかも、医療部門以外は民間に任すPFIというやり方で運営しようとしています。市民からより遠くなる場所で、ベッド数を減らして、保険外の最先端の医療を受けれる先端医療センターと連携した病院へと、その性格も大きく変えようとしています。一方で一点豪華主義の病院、一方で医師も不足する病院。これが同じ市民病院なのです。市民のための病院とはどうあるべきか?市民に一度きちんと問うべきだと思います。

投稿者 :kanazawa  |  2006年09月06日 19:53

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