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2006年08月05日

平和を考える夏・たくさんの事を知ってほしい

昨日から原水爆禁止世界大会が広島で開かれています。19歳の娘も、青年バスで参加しています。彼女は高校1年のとき初めて原水禁大会に参加して、カルチャーショックを受けたようでした。自分が今まで、日本でどんな戦争があったのか、原爆の悲惨さ、今も苦しみ続けておられる方々のことなど、全然実感がないまま暮らしてきたことにびっくりしたようでした。それからは、受験の年を除いて毎年参加しています。とりわけ、被爆者の方から直接聞いた話は、強烈な印象になって彼女の心に刻まれています。昨日、この原水禁大会で「世界青年のつどい」が開かれたそうですが、6カ国2100人の青年が、平和の担い手になろう、被爆体験を受け継ごうと語り合ったとのことです。若い人たちが、あまり普段は語られることが少ない、戦争の実態などたくさんの「真実」を知ってほしい、そしてそれを回りの青年たちに伝えてほしいと思います。ちょうどこの日にあわせたかのように、広島の原爆症訴訟の原告41人に対し、広島地裁は「全員原爆症と認定」する判決を下しました。長い長いたたかいの上に勝ち取った判決です。二度と苦しみ続ける被爆者をつくらないために、世界中から核兵器をなくすための粘り強い運動が続きます。私もおおいに街頭から平和を訴える夏にしたいです。

投稿者 :kanazawa  |  2006年08月05日 08:49

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