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2006年07月26日
冷たい行政に「抗議の自殺
秋田市で生活保護申請を二度却下された男性が、福祉事務所前の駐車場で自殺したというショッキングな報道がありました。生活保護の受給者は全国で１５０万近くにもなっており、明らかに貧困層が拡大しているのが実態です。国民には憲法で保障された生存権があります。行政はその生存権を保障する義務があります。今回の事件は、行政が「住民の暮らしを守る」という立場からかけ離れて仕事をしていることを表しています。昨日の神戸市住まい審議会の意見陳述でも、市営住宅に住んでいる人で、減免家賃１万６千円が、家賃滞納すると４万４千円に家賃が上がり、ますます払えなくなり、次は近傍同種家賃（近くの民間家賃と同等）に上がり、月８万近くにもなり、結局強制退去を余儀なくされるという実態が話されました。しかも、これに１０％以上の利息まで取り立てるのですから、まさに家賃滞納者は市住を追い出されるというしくみです。この問題で私は住宅局長と委員会で激論を交わしたことがありますが、弱いものに追い討ちをかける行政のやり方に、市民は団結して抗議しないといけません。決してあきらめないで、命を落とさないで闘わなくてはいけません。弱いものいじめの政治を一日も早く変えなくては犠牲者が増えて行きます。
投稿者 :kanazawa | 2006年07月26日 22:16
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記事に対する意見、感想
暑くなりましたね。ニュースでは総裁選で賑わっていますが、自民党は年がら年中派閥争いで、その間こうして生活保護も受けられず命を落としていく人がいると思うと、情けなくなります。介護保険の値上げで少ない年金の手取り額が減って、尚且つ消費税を10％にしようとしている、無駄遣いをしながら足らなくなったら国民に転化する、そんな政治を有権者の力で変えていかなければなりませんね。
投稿者 :すず | 2006年07月29日