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2006年07月12日

格差の広がり

ある年輩の女性とお話ししました。一戸建ての家に住んでおられ、普通の暮らしをされていると思っていたのですが、話を聞いて暮らしが大変なことがわかりました。年金が月に4万しかない、しかし娘さんと同居のため国民健康保険や介護保険が高い、持ち家があるため固定資産税も支払わないといけない等々でした。4年間で2度もガンを患い、医療費の高さも嘆かれました。しかも、娘さんもリストラに合い、求職中とのこと。蓄えも底を尽き欠けているようです。保険料の減免が受けられないか、娘さんのアルバイト先の紹介など、こちらが出来ることを約束して失礼しました。この方の場合、亡くなったご主人が自営業だったため、年金がご自分の国民年金しかないのです。先日相談にのった方も、年金が少なくていつのまにかサラ金での借金が膨れあがり、どうしようもなくてご相談に来られました。老後の暮らしに格差がはっきり出ていること、国や自治体の政治を変えない限り「豊かな老後」とはほど遠い現実があることを痛感しました。

投稿者 :kanazawa  |  2006年07月12日 08:46

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