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2008年05月05日
無言館の成人式

この連休に、長野県上田市にある無言館に行きました。無言館は、戦没画学生の遺品である絵を展示してある美術館で、 静かな山の中腹にあります。毎年無言館独自の手作り成人式が行われると聞き、娘が応募し一緒に参加したのです。29人の20歳の青年と、 その家族が集いました。マラソンのオリンピックメダリストの有森裕子さんから、ひとりひとりにお手紙が手渡されました。また、 両手を事故で失った画家の水村喜一郎さんから、ひとりひとりに絵葉書をいただきました。無言館館主の窪島誠一郎さんからは、「無言の詩」 という詩のプレゼント。「戦地でなくなった画学生たちが あなたにあたえたものがあったとしたら それは一冊の真っ白なスケッチ帖だ」 という言葉が心に響きました。コカリナのミニコンサートの後、地元の方々の手作りの山菜のてんぷらを頂き、歓談しました。 東京からひとりで来た男の子と、地元上田から参加したご家族と同じテーブルで楽しく話をして、料理をおいしく頂きました。 窪島さんとも一緒に写真を撮りました。20歳の青年達は、真っ白なスケッチ帖にこれからどんな絵を描いていくのでしょうか? 無言館の成人式の思いでは、つらいとき・苦しいとき、きっと彼らに力を与えてくれると思います。
投稿者 :kanazawa | 2008年05月05日 13:54
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