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2008年03月14日

与党会派の附帯決議

今日は、予算委員会の意見表明でした。焦点になっている敬老パスの有料化問題で、自民・公明・民主の与党会派は、当局提案(バスは一回100円、地下鉄・新交通は半額)を、当分の間さらに半額にするという附帯決議というものを出してきました。つまり、バスは一回50円負担、地下鉄・新交通は通常の4分の1の負担にするというのです。結局、市民の有料化反対の声に押されてこのような提案を出してきたのですが、これを市長が行えば、今まで審議した予算案が根本から変わってしまうことになります。交通局予算では、バスは一回100円、地下鉄・新交通は半額の収入予算を組んでいるのです。本当なら、予算審議をやり直すぐらいのことになります。市長は「与党から附帯決議をいただいた」と言って、彼らの意に沿うように民間バス協会の会長に話しに行くのでしょう。しかし、市民の多くは、有料化に反対なのです。バスの100円負担が50円に下がったからといって、喜ぶ市民がどれほどいらっしゃるのか疑問です。

投稿者 :kanazawa  |  2008年03月14日 12:24

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