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2007年05月27日

パッチギ、LOVE&PEACEを観て

家族で、今上映中のパッチギを観ました。前作と比べ、井筒監督の平和への思いや家族の絆、 共生などメッセージが強く伝わってくる作品でした。在日朝鮮人家族が、日本で暮らしていく上でのつらさや悲しさを、 家族や親戚そして日本人の友人たちと支えあいながら、懸命に生きる姿が描かれていました。在日朝鮮人・ 韓国人1世がどんな状況で日本に来たのか、そして2世の日本での生き方などがリアルに描かれてありました。 我が家も夫が在日韓国人2世であり、義父や義母の悲しさやうらさと重ね合わせて映画を観ました。戦争シーンも随所にありましたが、 戦争の悲惨さ・無意味さ・無謀さに怒りがこみ上げてきました。なんの罪もない人たちが、 戦争によって人生を変えさせられてしまうことの理不尽さ、そしてそれが次の代まで引き継がれているけれど、 主人公たちは心無い差別に傷つけられながらもたくましく生きていました。若い人たちにもぜひ観てほしい作品です。

投稿者 :kanazawa  |  2007年05月27日 21:45

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