« 市民との共感を大切に | メイン | 政務調査費条例改正案を提案します »
2007年03月18日
社会保険病院の議論
3月14日の福祉・環境常任委員会で、 社会保険神戸中央病院を公的病院として守るよう国に意見書を出すよう求める陳情が10件提出され、審議が行われました。 共産党の南原議員が質問し、保健福祉局長が前回の委員会で「社会保険病院の機能が損なわれるようになれば大変なこと」 と言っていることについて、公的病院として守る気があるのかどうか質しました。しかし・・・中村保健福祉局長は、最後まで 「公的病院として存続して欲しい」とは言いませんでした。これは重大です。社会保険病院が民間病院に変わっても、 機能が変わらなければ構わないという認識です。民間病院は、何よりも経営を一番に重視します。公的病院が民間病院に変われば、 不採算部門である救急医療などが今まで通り行えるかどうかわからないのです。神戸市が、 社会保険病院を公的病院として守るよう国に意見を言うことはとりわけ大切なのに、 これを言わないのは市民の命と健康を守る姿勢に欠けていると思います。
投稿者 :kanazawa | 2007年03月18日 08:23
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://jcp.j-weblink.com/blog/mt-tb.cgi/440