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2006年12月24日
一通の手紙・障害者の方の願い
障害者の方から、お手紙をいただきました。「障害者自立支援法が前面施行されて、障害者が果たして地域社会に参加することができるのだろうか?」という疑問と、そういうことができる環境に変えるために「車を利用しての送迎サービスや、負担が少なくて利用できる制度の拡充」を求めていらっしゃいました。一昨日終わった議会で、私たちは「障害者自立支援法の抜本見直しを求める意見書」を提案しました。この意見書は少数で否決されたのですが、その際「住民投票議員団」の議員が、わざわざ反対討論を行いました。その内容は「利用料の軽減を行えば、国の負担になり税金が高くなる。それよりも就労できるようなところを増やすほうが良い」というような内容でした。その発言を傍聴席で聞いていた女性は怒りで泣けてきたと言われました。働けるところがあれば苦労はしない、それが保障されないまま1割負担が導入されたから、矛盾が吹きだしているのです。そして、自民・公明すら負担の軽減を言わざるを得なくなっているのです。現実をどれだけ知って発言しているのか、障害者の皆さんを泣かすような発言は慎むべきだと思いました。今日はお手紙をくれた女性をお訪ねして、もっと実態をお聞きしたいと思います。私たちは、常に現場の実態、市民の生の声を大切に市政に反映させたいと努力を重ねています。年末もあわただしく過ぎて行きます。
投稿者 :kanazawa | 2006年12月24日 09:34
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