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2006年10月21日

神戸市議汚職・疑惑にフタする馴れ合いの自民、公明、民主

昨日、汚職解明の委員会(政治倫理確立委員会)が開かれ、民主党の委員長は「今後は疑惑の解明などは行わない」という立場で強引に採決をとり、自民・公明・民主の賛成で汚職事件や疑惑問題にフタをしてしまいました。この日は、村岡功氏の裁判が行われ、同じ自民党会派の平野章三氏が証人として出頭する予定でした。しかし、当日朝「急に用事が出来た」という理由で出頭せず、裁判長からは「議員としての見識を疑う」と言われる始末。またこの日の裁判では、これまで平野氏は記者会見などで「自分の信念で質問した」と言っていたのですが、捜査段階では「村岡被告の指示を受けて質問した」と発言していたことがわかりました。平野氏はまったく逆の発言をしているわけですから、このことを委員会で審議するのは当然のことです。しかし、自民・公明・民主は「司法の場であきらかになること」「これからは政治倫理規範の審議に移行する」と一致した態度をとり、多数決で強行してしまいました。何のための特別委員会だったのでしょうか?真実を明らかにしてこそ今後の政治倫理もつくることができます。疑惑にフタをすることは、自らも「すねに傷持つ身」と疑われてもしかたありません。私たちは、この議会与党の「馴れ合いぶり」を、しっかりと市民に知らせていかねばなりません。

 

 

投稿者 :kanazawa  |  2006年10月21日 07:59

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