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2006年08月20日

神戸空港・パート2

神戸空港の乗客数が減っていることが、大きく報じられました。そして乗客数は、神戸市の予測より初年度で約50万人下回ると言われています。この問題も、空港の委員会でずっと論じてきたことです。神戸市は、神戸空港の需要予測を2回も行い、大阪北部や京都、果ては和歌山からも乗客がたくさん来ると予測していました。その予測では、あまりにたくさんの人が神戸空港に来るので、滋賀や和歌山の人は飛行機に乗れないから省くとなっています。「なんで伊丹の大阪空港がある大阪北部の人が、わざわざ神戸空港まで来るのか?そんなことはありえない」と私が何度いっても「いいえ、来ます」と局長は自信たっぷりに言っていました。全国の地方空港では、当初の予測をはるかに下回る実績で、大変な赤字を抱えているところがたくさんです。神戸空港も、着陸料収入などが支出に足りなければ、空港の燃料譲与税(市税です)を空港会計に入れると言っています。我々は、いち早く「空港に市税を投じることは市民との約束違反だ」と質し、今年度は市長は市税を入れないという方向です。一度市税を投じれば、これから先いくらでも市税投入OKとなります。無駄が新たな無駄を呼ぶ典型である神戸空港の問題は、これからも市民に訴えていかなければなりません。

 

投稿者 :kanazawa  |  2006年08月20日 08:20

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