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2006年05月23日
保育所民営化、違法判決！
大阪府大東市に続いて、横浜市でも公立保育所の民営化が行政手続き上違法として、 保護者に損害賠償を支払うよう命じる判決が出されました。３月まで、 鈴蘭台北町保育所の保護者の皆さんの民営化反対運動を応援してきたものとして、 行政のやり方が間違っているという判決は心強いものがあります。昨年４月末に、突然「この保育所は来年から民営化になります」 といわれた保護者は「寝耳に水」の出来事の中、手探りで反対運動を始めました。何回にもわたる神戸市との話し合いは、 夜９時１０時になることもしばしばでした。子ども達は、保育室でずっと話し合いが終わるまで、お菓子だけとかパンを食べて待っていたのです。 保護者の皆さんが納得できないまま年が明け、神戸市は強引に民営化の法人を引き継ぎ連れてきました。その引継の場で、 憤りで気分が悪くなり救急車で運ばれる人、法人にくってかかる人、 神戸市の厳重すぎるほどの人の配置等々そこは保育を行う場にはふさわしくない光景でした。子ども達のためにこの民営化が何の意味があるのか？ あるのは１保育所民営化すれば５千万財政が助かるということだけでした。神戸市の冷たいやり方に、何度悔しい思いをしたかわかりません。 一方、神戸空港のターミナルビルは与党の団長たちの一言で５億円かけて積み増しされました。 市民の声はどんなに切実な声でも全く聞かないくせに、権力には甘い神戸市の体質が保育所民営化を通してはっきり見えました。 もう子ども達を泣かすことはしたくありません。 今年発表されたあらたな３保育所の民営化をくい止めるためにもこの判決の意義は大きいと思います。日曜日には２０万署名が始まります。
投稿者 :kanazawa | 2006年05月23日 22:02
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