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2006年05月13日

憲法講演会に参加して

今日は北区の9条の会が企画した憲法講演会に参加しました。司法試験を目指す人達の塾「伊藤塾」の塾長、 伊藤真さんの講演がメインでした。1時間半のお話がとても新鮮で、憲法の真価がはっきりとわかりました。特に、初めて私が理解したことは 「憲法は国民が守る義務はなく、天皇や国会議員など公務員に守らせるものだ」ということです。つまり 「憲法は強いものに歯止めをかけるもので少数派、弱者をまもるためのもの」なのです。そして、さらに私が感動したのは 「他国の憲法は自国の国民のために」あるけれども、日本の憲法は「人類愛という点で共通点を見いだして信頼しあおうというもの」 で非常にレベルが高いということです。自民党の改憲案はその高いレベルを「日本国民」というところまで下げてしまうものだというのは、 すっきりと腑に落ちました。私は憲法を守ろうと演説するときに「憲法は私たちを、平和な日本をいままで守ってきてくれました。」 と訴えるのですが、その言い方も悪くないなとあらためて思いました。憲法への思いが一段と高まった講演会でした。

投稿者 :kanazawa  |  2006年05月13日 22:07

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