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2008年07月30日
5人の命が濁流にのまれる

一昨日、灘区の都賀川で、増水して濁流となった川に流されて、5人の方がお亡くなりになりました。 かわいい子どもたちも3人も亡くなっていて、痛ましい限りです。都賀川は六甲山から流れている二つの川が合流しています。 護岸工事もしっかりされていて、あたりは親水ゾーンとなっています。突然のひどい雨で、上流の川の水かさが増して、 その水が一気に都賀川に流れ込んで水位が上がり、コンクリートで固めた川の流れは速く、皆さん流されてしまったのです。でも、 この事故は防げなかったのでしょうか?昨日、上流の河川を見てきました。川に沿っていくと、かなり上まで住宅地になっています。 住宅に降った雨も川に流れ込んで、より一層水かさが増したとも考えられます。勾配の急な川からの水で急激に下流の水位が上がったのでしょう。 上流の水位計が一定以上になったら、下流にサイレンがなる仕組みをつくるなど、危険をいち早く知らせる仕組みが必要ではないでしょうか? ラジオでは、兵庫県はそういうことをするお金はないと言っているとの事でしたが、行政として当たり前のこともしないとはあきれます。 心からご冥福をお祈りします。
投稿者 :kanazawa | 2008年07月30日 07:18
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