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2008年03月28日
予算議会、最後まで市民無視の市長

昨日は、予算議会最終日でした。朝一番から、「敬老パスを守れ」の集会が140名の参加で行われ、連帯のあいさつをさせていただきました。本会議は、まず逮捕されている公明党の議員の辞職を採択し、その後予算案の反対討論・我々の予算組み替え動議の提案・敬老パスの条例案の提案などの後、採択が行われました。私は、敬老パスの条例案を提案しました。今、この敬老パスの制度が「要綱」になっているため、市長の独断で制度改悪を行えること、「条例」にすることによって、議員が議論して決定できる制度にしていこうと提案しました。しかし、これに賛成したのは、野党会派だけでした。2008年度予算は、自民・公明・民主などの与党会派の賛成多数で成立しました。また、この本会議で発言したのも、日本共産党議員が6名とダントツに多く、与党議員は1人も発言しませんでした。最後に市長があいさつし「(与党が出した敬老パスの)附帯決議をふまえて、激変緩和措置を2年間とする方向を、民間バス会社と協議している」と発言。市長発言は、バスは一回50円、地下鉄・新交通は本来運賃の4分の1払ってもらうということです。この発言は、交通局予算を全面的に見直ししなければならないことです。私たちは、議事進行を求めましたが、議長は「すべての議事は終わっている」ということで、議事進行を認めませんでした。最後まで、市民無視で事を進める市長の姿は、傍聴した市民の目にしっかり焼き付いたことと思います。議会が終わり、市民に負担を押しつける予算の中味をしっかり市民に伝えていかなければならないと思っています。
投稿者 :kanazawa | 2008年03月28日 14:23
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