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2007年05月15日

トラック運転手の実態

テレビで、トラック運転手の過酷な労働の実態を報道していました。48時間のぶっ続けの仕事中、睡眠はわずか4時間だけ、しかもトラックの中での仮眠。月に1~2回しか家に帰れないという実態が報道されていて、その過酷さにびっくりしました。その日、以前トラック運転手をしていた知人と話をして、もっとびっくり。トラック運転手の中には、住まいを持たずトラックが家になっている人が結構いるということです。家財道具を全部トラックに積み込み、トラックが我が家だそうです。夜は、流通センターのようなところに車を留めて寝ているそうです。また、いつもトラックで仮眠するため、逆に家で寝ると熟睡できない、エンジン音が心地よくなってしまっているなど、職業病のような状況になっていることも聞きました。食事はコンビニで買う、お風呂はガソリンスタンドのシャワーを使うなど、リアルな現実に驚くばかりでした。とても、人間的とはいえない生活をしておられるトラック運転手の現実に、労働条件の改善や当たり前の生活の保障がなにより必要だと痛感します。

投稿者 :kanazawa  |  2007年05月15日 10:07

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記事に対する意見、感想

私の知り合いも、トレーラーの運転手をしているのですが、普段の寝泊まりはほとんど車の中で、帰る家が無いという人がほとんどだと言うことです。
仕事で使う、携帯料金や、高速料金を、給料から引かれていると言うことです。
トラックを借りて、請負をしているという形になっていて、基本給というのが無くて、歩合制でやる気次第で、たくさん稼げるような言い方ですが、実際の手取りは、15~18万円ぐらいで、もちろん福利厚生は何も有りません。
仕事の実態調査をして、改善をしてほしいと思いますが、実態調査や、改善要求の事例が有りましたら、教えて頂けないでしょうか。

投稿者 :小野寺 久幸  |  2007年07月14日

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