« 民主党が負担増を批判するのはお門違い! | メイン | 交通局質問 »
2007年03月03日
国会質問で「共産を糾弾」っておかしくないですか?
3月1日の衆議院予算委員会で、公明党の赤羽衆議院議員が、社会保険神戸中央病院の整理合理化計画について質問しました。 質問の要旨はこうです。「社会保険病院がなくなると、心配の声が多く来ている。調べると労働組合が発行している、3月に(合理化計画を) 発表すると書いてある。共産も連動する形で進めていると思われる。・・・・・先導している事実がわかった。 これまでの経営が放漫であったことには彼らの主張には書いていない。煽って今守るなどというのは、いかがなものかと思う」と切り出し、 今の経営状況を聞き、方針を聞いています。公明党の厚生労働副大臣は「地域の医療・福祉を損なわないを方針に、 各方面の意見を聞いて合理化案を進めていく」と答弁。また赤羽議員の再度の質問に「早く合理化案を取りまとめて生きたい」と答えています。 厚生労働省の「合理化案」というのは、社会保険病院を3つのグループにわけ、必要ないと見なされれば、 まさに病院を廃止するともはっきり書いてあるものです。赤羽議員は全国の社会保険病院を早く整理・廃止・ 合理化しろと質問したも同然です。しかも、市民の運動に牙をむき出しにして反響攻撃を行うなど悪質なものです。 「共産党が選挙に利用している。言語道断だ」と質問をしめくくりました。次の日の公明新聞には「不安煽る共産を糾弾」と、 1面に記事が掲載されています。国会質問で「共産を糾弾」することに何の意味があるのでしょうか?理解に苦しみます。質問するなら 「社会保険病院を公的病院として守る抜くべきだ!」と質問し、「守る!」と答弁させれば、住民は喜びます。それこそ、 地元選出の国会議員のやるべきことではないでしょうか?
投稿者 :kanazawa | 2007年03月03日 21:17
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://jcp.j-weblink.com/blog/mt-tb.cgi/424
記事に対する意見、感想
ほんとうに、そのとうりですね。
公明党は、地域住民の大切な公的病院の消滅に、どうして熱心なのでしょう。
投稿者 :あんちゃん人 | 2007年03月03日
金沢さんの仰る通りだと思います。それにしても公明党はずるいですね。社会保険病院などを合理化する法律を自民党といっしょに自分でつくっておいて、住民の反対運動が盛り上がると、こんなことを平気で言える神経が理解できません。恐ろしい気がします。
投稿者 :mm | 2007年03月06日
ぬきなさんのブログには、公明党支持者が「火のない所に煙を立てるな」と、コメントしていますが、「火のないところには煙は立たないのです」。
公明党が、自分でマッチポンプで火をつけたり消したりしているのです。
「降りかかる火の粉を自分で払わなければならない」のは、公明党です。
「社会保険病院を存続させよ」とはいえないのに、」共産党に難癖をつけるのは、「天に唾する類」です。
公明党さんありがとう、良くぞ「本音」を下手に言ってくださった。
住民は誰が本当に病院を守ろうとしているかを知る機会になりました。
投稿者 :hm | 2007年03月06日