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2007年01月12日
すまい審議会・なぜしっかり議論しないの?
今日は「すまい審議会」がありました。主に今後の市営住宅の管理のあり方について審議会から答申を出すため、その議論が行われました。神戸市の市営住宅では、国よりも優れた減免制度を持っています。答申では「減免制度は臨時的・補完的に活用するのが家賃制度の本来のあり方と考える」となっており、これは神戸市の減免制度を悪くさせることにつながります。これまでの議論は市営住宅部会で行われているので、私たちは意見を言う場はありませんでした。今日初めての議論で、私は参与の立場から「これでは減免が悪くなると受け止められる。文言を変えるべき」と意見を言いました。しかし審議会の委員長は「減免制度をわるくさせることではない」などと言い、女性弁護士は「後は議員さんたちが政治的な場できめていただくことになる」などと発言。そして私の意見は「記憶にとどめておく」というだけで答申を決定してしまいました。審議会の答申というのは、今後の神戸市の施策に反映されるものですから、慎重に行われるべきです。しかも、その場で発言するのは、私ともう1人の議員、委員長、あと2人だけで、他の人は全く意見も言わないのですから無責任です。16人来られていた傍聴者からは、抗議の声が出ていましたが審議会委員の役割をしっかり認識してきちんと発言もすべきです。そうでなければ審議会委員になるのはおかしいと思いました。
投稿者 :kanazawa | 2007年01月12日 11:52
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