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2006年12月21日

議員の発言権を制限する当局と与党

明日は議会の最終本会議です。私は、与党の出している「政治倫理綱領」に対する質疑を行います。与党の出している「綱領」では汚職が起こっても法的拘束力はなく、再発防止の担保もないことを質問し、われわれの出している「政治倫理条例」が本当に再発防止になることを強調するつもりです。亀井議員が、政治倫理確立委員会委員長に対する質疑を行います。委員長がわれわれの意見を聞かず「もう議論は尽くした。政治倫理委員会を解散する」としているため、質問するのです。それぞれが議案となっていますから、当然いつもの本会議の質問時間40分が、それぞれに保障されると考え、質問準備をしていました。ところが議会運営委員会で、全体で300分の質問時間としているから、会派で二人質問する場合は、持ち時間をわけるようにされてしまいました。ですから、私が15分、亀井議員が25分、全体で40分の質問時間に分けざるを得なくなったのです。大切な議案について論議するのですから、ひとつひとつの議案について質問時間を保障するのが当然です。ところが当局と与党は、これを制限したのです。こんなところにも、当局と与党のつながりが見え隠れします。議会という場は、議員の発言を十分に補償し議論を尽くす場でなければならないと、改めて思います。議会での議員の発言権を制限することは、許せません。明日は15分の時間ですが、しっかり質問します。

投稿者 :kanazawa  |  2006年12月21日 22:11

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