« 相談事がたくさんです | メイン | 「君が代」強制に違憲判決・画期的な判決! »

2006年09月23日

神戸空港・我々の指摘は正しかった

議会で、空港の特別委員会が開かれました。神戸空港が開港して、毎月乗客数は減り続け、このままでは神戸市の立てている需要予測、初年度319万人を大幅に下回ることは確実です。委員会で「需要予測を見直すべきだ」と質しても、神戸市は「さらにがんばります」というだけで、需要予測をみなおすつもりがないことがはっきりしました。この需要予測の問題は、我々が開港前に一貫して「達成できる見込みはない」と指摘し続けてきたことです。伊丹の大阪空港が近くにある「大阪北部」から、約50%もの客がくると予測しているのですから、初めから非現実的です。私は何度も「この予測はおかしいではないか!」と発言し続けましたが、市の幹部は涼しい顔で「いや、大阪北部から電車に乗って神戸空港に来られます」といい続けたのです。現実には、大阪北部からの乗客は10%程度です。我々の指摘は正しかったのです。神戸市の幹部たちは、空港の需要予測の目標が達成できなくても、きっとまた涼しい顔で「これから先がんばります」と言うだけで、数年後には退職したり異動したりして「後は知らん顔」なんでしょうね。市長ですら同じです。公務員に責任を取らせるシステムを作らない限り「その場しのぎ」の発言を繰り返し、責任も取らずにどこかへ行ってしまうことが繰り返されるだけです。優秀な神戸市の職員さんが、こんなことを繰り返していてはいけない、これはおかしいと思わないのか、思っていても組織の中で言えないのか、不思議です。彼らの能力をもっと市民のために使うことが重要です。

投稿者 :kanazawa  |  2006年09月23日 08:50

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://jcp.j-weblink.com/blog/mt-tb.cgi/239

記事に対する意見、感想

記事に対する意見、感想をお願いします

MAILアドレスは必ず記入してください(公開はされません)




保存しますか?