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2009年11月30日

歴史の真実を見つめなければならない

NHKが盛んに宣伝している司馬遼太郎の「坂の上の雲」日露戦争を描いています。満州、 朝鮮を巡って日本とロシアがその支配権を巡っての戦争が日露戦争です。いわゆる帝国主義戦争です。 (帝国主義国が領土や勢力の拡大をめざして行う戦争です)、 日本が朝鮮に勢力を拡大していく時期そのものを描いた小説がこの坂の上の雲であったのです。ここの司馬氏の朝鮮論を見てみましょう、 この観点から私はこの小説を考えてみたいとおもいます。

日清戦争のことに触れて司馬氏は、この戦争の原因を「その原因は朝鮮にある」こう言っています、これは朝鮮人民にあるのではなく、 その地理的位置にあるというわけです。「朝鮮を他国にとられた場合に、日本の防衛は成立しない、 ともかくこの戦争は朝鮮を領有しようとして起したのではない」-これは日本の関係諸国へのいい訳であったのです。

また「日本は朝鮮の独立を言い続けたが、その朝鮮自身がどうしようもない、自らの力で独立できない」 こういう理由で戦争を正当化したのです、日本は。朝鮮は無力であるとの規程です。0004

最後は、極め付けです、地理的に悪い位置にあった、自分で立ち上がることができない=無力である、 そしてそれらの条件の中で日本の支配化に置かれることは必然であった。これが司馬氏の朝鮮論です。

このような考え方で書かれた小説「坂の上の雲」なのです。

来年は日本による「韓国併合」から100年を迎えます。なぜ、そのようなときにそれを扱った小説を3年間に渡りドラマ化するのか? この小説は日本がロシアに勝った日露戦争が主題です、明治日本の成功物語です。 その後の戦争で南下をして同胞であるべきアジアの人たちに苦しみを与えてきました。その反省の上に立って謝罪をし、共に助け合い、 協力することに足を踏み出す時期ではないのでしょうか。この坂の上の雲をその立場から批判的に見たいと思っています。

投稿者 :shirotani  |  2009年11月30日 22:10

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